10歳から不登校だった僕のブログ

不登校だった僕の復学や患った不安障害等との付き合い20年の記録です

小学4年生3学期からの不登校生活

今思えば、病気(不安障害等)の傾向がこの頃より出ていて、学校に行けなくなったのかな?と思いますが、ハッキリとはしません。僕が過ごした長期休暇を綴ってみます。

■ 好きなバラエティ番組、アニメ、漫画を一気に見る、読む

 結婚し、こどもが生まれた現在はもうできないのですが、不登校中の僕にとっての至福の時、毎週購入していた少年ジャンプを捨てることなくためにため、積まれたジャンプを読みまくる。ワンピースやハンター✕ハンター、こち亀、ナルト、ダイの大冒険、とにかくすべてを読み漁っていました。毎日が宿題のない夏休み、時間はたっぷりあります。部屋のスペースはジャンプに埋め尽くされる不登校児の汚部屋でした。

  

 また、ドラえもんの映画は録画していたものをひたすら見ていた時期があり、今でもこどもが寝る前に絵本を読むのと同じように、記憶をたどりながら声だけで、映画のストーリーを話してあげることができます。こどもは目をつむりながら、イメージしてそのまま夢の中に入ることがあります。

 バラエティー番組もめちゃイケ笑う犬の冒険なを見まくっていました。27時間テレビも録画をして、面白い箇所を何度も見ていました。

■ 学校には行かない。けど塾などの習い事にはいく。

 小学校4年生の後半~5年生頃までは塾などの習い事に行っていました。けれど、その時の友人から「学校に来ないのに、なぜ、ここには来れるの?」と聞かれても、返す言葉が当時の僕にはなく、しだいに塾や習い事にも行くことができなくなりました。

 それ以降、少しずつ友達とも疎遠になっていき、6年生~中学2年生は授業には出ることはほとんどなく、時より中間テストや期末テストだけを受けるっということをしていました。

 そのため、高校進学のために中学3年生の時だけ、通学を開始すると、僕自身も顔つき、身体つきは変わっていますが、友達だった人たちも変わりに変わっていて、タイムスリップした気分でした。疎遠になっていたため、何を話していいのかがわからず、友達ではなくなったんだと強く感じて、学校に行くことができていた幼い頃のような関係には戻れないと寂しい気持ちになりましたし、実際、友達に戻ることはありませんでした。

  

■ 小・中学校が終わる時間は身をひそめる生活

 学校に完全に行けなかった6年生~中学2年生の間は、とにかく知り合いに会うことを避けていました。そのため、少年ジャンプを買いに行くなどの外出をする用事がある時は、とにかく、授業がある時間中に行動しましたし、夏休みの時期は極力外出をさけたりと、誰とも会わないようにしていました。

 学校に行くことができていない自分を認めることができず、恥ずかしくて、嫌いだったのだと思います。見つからないよう、見つからないよう、外に出るのは緊張で、何かの犯人になったかのようでした。

■ 学校に行けている子はライバルへ

 前述のとおり、学校の行くことのできていない自分を認められなかった僕は、中間や期末テストで「学校に行くことができる子よりもテストで良い点を取ってやる、学校に行っている子よりも僕は優秀なんだ、学校なんて必要ない、先生なんて必要ない、参考書があれば十分」と屈折した気持ちが育ちました。理由はどうあれ、この時に勉強をしていたことが、後々の大学進学等に繋がり、良い面もあったのですが、今でも先生って必要?っと思ってしまうところがあり、自分の子供の前で言わないよう気を付けています。

■ 大人になって思うこと

 この時に親の言うことを聞いて、せめて規則正しい生活をしていれば、不安障害とここまで長く付き合うこともなくすんだのではないかと思います。中々、昼夜逆転等の沼にハマってしまうと抜け出せないんです。

 また、違う角度で、自分を褒め、認めてあげることができれば良かったのにと思います。学校に行くことができていなくても、自分はダメだと思う必要なんてなく、自尊心を傷つけるようなことをしていなければと思います。

 大人になっても中々できませんが、自分を褒めることも大事ですよね。