10歳から不登校だった僕のブログ

不登校だった僕の復学や患った不安障害等との付き合い20年の記録です

大検(高認)と熱中症

大学進学を目指して、僕は高校中退後、大検の合格に向けて動きだしました。試験の日は最近の猛暑と同じように暑い日で、記憶に残る1日でした。

■ 残す道は大検(現在の高卒認定試験)だ。

 高校へ進学をするも馴染むことができない、いや、それ以上に過敏性腸症候群によって授業に出ることができず、高校1年の1学期のみしか行くことができなかった僕は高校中退後にすることは決めていました

 「学校に行けないのなら一人で勉強をして、大検を取得し、名のある大学に進学をする!」、このサクセスストーリーを描いていました。この時に”働く”ということは考えなかったのは経済的に親に恵まれていたのだと思います。(以下の記事では高校中退と就職活動についても触れています)

 

hibalog.hatenadiary.jp

 

 しかし、現実は甘くない、いや僕自身の問題でもあるのですが、一人で勉強するにあたって何を、どう進めたらよいのかがわからなかったのです。大学受験の制度自体を理解しないまま、闇雲に勉強をしていたため、目指すスモールゴールがなく、モチベーションが維持ができず、すぐに勉強から遠ざかってしまいます。この時期のことは振り返っても非効率だったなと思います。

 最低限、どこの大学の何学部を目指し、そこへ行くにはセンター試験(現在の共通試験)を受ける必要があるのか、ないのか、必要な科目は何かを調べてみると良いと思います。それによって大検(現在の高卒認定試験)の受験科目を統一してしまえば、無駄がないのではないかと考えます。

 科目を絞り、的を決めることができればあとは向かうのみ、進研ゼミ等の参考書を使用して、共通試験が不要であれば、志望校の赤本等で過去問対策を実施して、必要な点が取れているかを確認すると良いと思います。

 僕自身は、今考えれば向かう相手を知るということを疎かにしたため、中堅私大になんとかC日程で滑り込みましたが、大きなロスを伴いながらだったため、これからの方には同じことにならないようにと思います。

■ 夏の試験にはご用心を

 大検の日程が真夏日で、トイレが不安だった僕は、水分補給を控えるようにしていました。さらに試験に不慣れ、かつ、引きこもりで人に慣れていないため、試験会場にいる様々な人たち(元ヤンキーみたいな方々)と一緒にいるのが嫌で休憩時間は暑い中、屋外をフラフラと歩いていました。近くに涼める場所はないかとも探したのですが、会場近くの地理に浅く、わからないまま休憩時間は終わり、試験が再開されました。

 すると、試験が開始して数分後、両手の手先がしびれるような感覚が出てきました。なにかなと思いつつ、その後少したつとそのしびれる感覚が全身に広がり、身体が沸騰しているかのようにになり、そして、視界が真っ暗に、おそらく脱水症状か、熱中症かと思うのですが、試験の最中にこのような状況になり、倒れる前になんとか手を挙げて、気分が悪いことを伝え、試験会場から途中退席をすることに、、

 会場スタッフの方がすぐにスポーツドリンクを買ってきてくれ、それを全て飲み、なんとかその場で横になっていると視界は元に戻り、しびれも残ってはいるものの、全身が沸騰しているような感覚は消えていきました。

 

 なんとか自宅に帰り、横になっていましたが、翌日にも身体には熱が残ったままで、2日目の試験にも望むことができませんでした(そのため、別日程で大検は取得することとなりました)。

 猛暑日や別の試験の時もそうですが、この時以来、水分補給は適宜した方がよいことを肝に銘じました。また、手が軽くしびれたり、脱水症状等の初期症状のようなものを感じたら、これもすぐにスポーツドリンク等を飲むように気を付けています。

 連日、暑い日が続いていますので、何か少しでも体調に変化がある、あるいは試験等普段とは異なるような場に出る時は特に水分補給には注意をし、僕のような失敗がないようにしてください。何より身体が大事です。