10歳から不登校だった僕のブログ

不登校だった僕の復学や患った不安障害等との付き合い20年の記録です

双極性と過ち

今回は僕の過ちを書こうと思います。まだ、乗り越えられてもいませんが...

双極性障害として治療を始めることとなり、現在進行形で休職をしています。

その経過を残していきます。

ビットコインFX(証拠金取引)に手を出す

働いている中で、ツラい事があったりすると漠然とした将来の不安から「お金を増やそう」という考えが浮かぶようになり、当時「億り人」という言葉に憧れて、仮想通貨に手を出しました。ただ、通貨を保有するだけであれば良かったのですが、海外の取引所でFX(証拠金取引)をするようになり、徐々に使うお金の額が大きくなるようになりました。

そして、何度も大きな負けを繰り返して、「取り返さないと...取り返さないと...」と想いに取り付かれるようになり、さらに負けても「まだ行ける、やれる、自分ならできる」と冷静な判断ができなくなり、元手がなくなると、カードローンや消費者金融からも借り入れをするようになり、それを繰り返しました。

家族や親類に話した時には数百万円の借金を抱え、周囲のおかげで助けてはもらえましたが、今まであった信頼があっという間に消え、家族崩壊の一歩手前でした。奥さんのお母さんから僕の母にも電話で連絡が入り、色々と話が伝えられ、自分がしたことではあるものの、30代後半にもなり、親に迷惑をかけ、周囲に迷惑をかけ、すべてが崩れていく感覚でした

生きる意味が見いだせない日々

FXで負けている時も「負ければ命を絶てばいい...」と心はむしばまれていました。お金の心配も僕自身が亡くなれば保険等で十分なんとかなると電卓をたたいて計算もしていました。そんな状態であったため、自分の服や靴といった身の回りのモノや食事やサプリメントをとるといった自分の為にしていたことにどんどん無頓着になり、お金が失われても「もう、どうでもいい...」と自暴自棄になっていました。奥さんに「子どもたち、家族を巻き込まないで...」と言われたことは絶対に忘れないように気を付けています。

双極性障害という病

医師からは長引く抑うつ状態と上記のような状態のため、双極性障害(そううつ病)の診断を受け、これまでの服薬から処方内容を変更することとなりました。服薬調整も薬が体に慣れづらく、体調を崩しやすかったため、また、心身を休めるため、仕事を休職することとなりました。

休職後、本を読むなかで双極性障害「我慢ができない病」とあり、その他も当てはまる部分もあり、もっと早く病気を知っていればと思います...

苦しみながら生きる今

借金を繰り返したのは、「病気が原因」と考えられればいいのですが、中々そうも行きません。どうしたって今があるのは、今を苦しめているのは「自分が原因」で、まだ、どう乗り越えていけばいいか迷っています。仕事をたんたんと続ければいいと思っても、「早く取り戻したい」と焦り、さらに休職している状態で取り戻す場にさえ、立てていない自分に苦しんでいます。

服薬は少しずつ安定し、この先がどうなっていくのかわかりませんが、何か残せることはここにも残していきます。