10歳から不登校だった僕のブログ

不登校だった僕の復学や患った不安障害等との付き合い20年の記録です

ハワイ挙式は症状と付き合いながら

 9年前、奥さんとの挙式は海外挙式でした。両家とも家族のみで穏やかに、ハワイでの落ち着いた挙式です。当然、奥さんは僕自身が病気を持っていることは知っていましたが、ご家族にはお伝えしていませんでした。無事ではありましたが、色々な場面で症状が出ました。     

 

■お薬ってハワイに持って行っていいの??

 ハワイに向かう2日前、僕は不安で体調が下降傾向でした。その原因は、お薬を持って出国・入国していいのかが不安になり、インターネットで調べると医師による証明書があればとの記載があり、どうしようか、別に大丈夫だろう、いやもし何かあったらと完全に混乱し、不安が積み重なって体調を崩していました。

www.mhlw.go.jp

 病院に連絡し、「おそらく大丈夫でしょう」と言われつつも、結婚式前に何かあったら嫌だったため、安心のため、英文の診断書を作ってもらいました。高い安心料を払い、気を付けてねと病院の皆さんから送り出されました。

 結局、検問や渡航中にお薬を所持していて、問いただされる場面もなく、取越し苦労でしたが、こうゆうことで疲れてしまうことがよくあります。

■チャペルでご家族の前で発作が出たらどうしよう…

 ご家族の前で誓いの言葉、ただでさえ、最初で最後の場となる予定のところで不安障害の発作が出てしまったらと予期不安がありました。

 牧師からの説明もあまり耳に入ることなく、なんとなく、息苦しさを感じながら、いざ本番へ。結局、ひどい発作は出ないものの、呼吸が早くなっているのか息苦しさをずっと感じたままとなりました。今思うと全体の流れや牧師が話す時間、終えるタイミングをしっかりと把握していれば良かったと思いますが、あとの祭りです。

  

 それでも式後は落ち着きを取り戻し、奥さんや家族と落ち着いた雰囲気でケーキカットや食事を食べることができ、素敵な時間を過ごすことができたので、良かったと思いますし、これまで不安障害はあっても、行動範囲を可能な限り狭めることがないよう山登りや旅行、色々なことをチャレンジし、一つ一つできることを確かめて、自信を付けてきたことが功を奏したと思っています。

 今でも時よりダメな場面はありますが、身体と相談しながら、できることを減らさないように気を付けています。

  

■観光ツアーでのどうしよう…

 星空が大好き、サンセットも良い!!とハワイに行くならマウナケア山に行くしかないと計画当初から決めていたのですが、いざ向かうツアーバス内で不安に。それは上に上がれば、上がるほど当然、空気って薄くなりますよね?高山病にならないように身体を慣らしながら山頂へと向かうのですが、これまた、不安障害の僕は持病で息苦しさを感じているのか、それとも高山病で感じているのか、はたまたその両方なのか、とにかく症状が出ていました。結局どちらともつかずではありましたが、山頂までの道中はとても苦しかったです。けれど、そこで見たサンセットがとても綺麗で、その時には僕の不安もどこかに消えていました。マウナケアはお勧めです。

■帰りの飛行機で

 無事式も終え、観光やショッピングを楽しむことができ良かったのですが、帰りの飛行機が悪天候でよくゆれて不安感でまた少し息苦しい感じが出たのですが、隣に奥さんもいましたし、少しの時間で治まりました。あとから思えば、もともと飛行機は苦手ではなかったので、時差による身体のリズムの変化や旅行の疲れも原因だったと思います。色々と疲れましたが、奥さん、そして家族と一緒の思い出ができたのはとても貴重でした。コロナ禍で中々旅行に行くことができていませんが、色々な旅割が出て来ているので、そろそろ旅行を復活させたいですね。

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!