10歳から不登校だった僕のブログ

不登校だった僕の復学や患った不安障害等との付き合い20年の記録です

不安障害をクローズした就活

一般枠での就職活動をする時に自身の病をオープンにするべきか、クローズするべきか。

■クローズでの就活

 僕はクローズしての就活を選びました。大学生活では体調も安定し、月1回通院はしていたものの、特に配慮を受ける必要もなかったため、病気のことは伝えていません。

 健康な人と不健康な人、自分が採用担当であればどちらを採用したいでしょうか。色々の心情はあるとは思いますが、身体がガッチリ、ストレス耐性も強そうで将来頑張ってもらえそうな人が良いと思うのではないでしょうか。(身体が細いから絶対に弱いと言うつもりはありません。あくまで印象の話としてご容赦願います)

■履歴書やエントリーシートの健康状態を記載する欄には

 僕は「良好」と記載しました。就職して8年目を迎えた時に大きく体調を崩して休職した時もその時の記載内容を人事から言われることもありませんでしたし、アトピー性皮膚炎等長期にわたって治療が必要な人がこの欄はどのように記載するでしょうか。僕はおそらく良好と記載しているのではないかと考えます。

 障がい者枠を活用した就職する場合には配慮のいること等もあるため、就職先にしっかりと伝える必要があると思いますが、一般枠で就職する時にはあえて伝える必要はないと思います。

 僕の場合は、現在の健康状態以上に大きなハードル(高校中退)を説明する必要があったため、そのことについては別記事で記載したいと思います。

hibalog.hatenadiary.jp

■就活後は人・場所・環境の変化やストレスが高い状態への対処方法を準備しよう

 気分が悪い時は離席をして、トイレに籠るというのでも良いと思いますが、マインフルネスや手を洗う時に”水”を感じるというのもお勧めです。手を洗う時に水を手に溜めて冷たさや、僕は水は剣でも切れない(ストレスからも負けない)、水は勢いを付ければ剣をも折ることができる(強さも秘めている)と本の受け売りではありますが、そのイメージを持ってコロナ禍も相まって手を丁寧に洗うふりをしつつ、水で心を落ち着かせたりしています。

 あくまで一つの方法ですので、色々試してみてください。

 ↓はお勧めの書籍、ビジネス雑誌のプレジデントでも紹介されていたので、気になって手に取ったものです。マインドフルネスはお勧めです。

 

 

■就職後、配慮が必要となった場合

 僕は休職、そして復職をする時に残業等の配慮をいただくようにしていました。就職してから働く期間の方が当然長いですよね、そして、人事部門の人たちも、周囲の先輩も入社してきた後輩には長く共に働きたいと考えています。

 どうしても入社後、体調が優れず、配慮を受ける必要がある場合は、当初記載していた履歴書等のことは触れず、考えず、これからもこの会社で働き続けていくために、働きたいから、今は体調が優れないから配慮を頂戴したいと上司や人事部門と相談すれば履歴書の記載を突っついて強制的に辞めさせるようなことは余程のひどい会社でない限りないのではないでしょうか。

 運動で骨折した人と同じだと考えてよいのでしょう。骨折した人に、動き回るような仕事を振るようなことは控えるのと同じです。配慮が必要になった時に周囲へ理解を求めるというスタンスで良いと思います。

 何を配慮してもえば良いかわからない時は最寄りの障害者就労サポートセンターに相談するのもお勧めします。僕も会社にどのように配慮をもらうべきか考えているときに一人で考えるのが難しかったため、電話で一般的にはどのようにされているのかを伺いました。

 その時に大事だと言われたのは、

 ①具体的に伝える(残業をなし、異動がある場合にはあらかじめ説明がほしい等)

 ②会社側が考えてくれることはない。

 この2点です。電話で聞けば色々教えてくれると思います。一度、相談してみるとよいと思います。

    ↓東京都を例として載せています。ご自身の住まいにあわせ検索してみてください。 

jsite.mhlw.go.jp