10歳から不登校だった僕のブログ

不登校だった僕の復学や患った不安障害等との付き合い20年の記録です

不登校は甘えや怠け?

不登校は甘えや怠けかもしれません

10歳で不登校傾向が現れた僕も不登校の一部は甘えや怠けと感じています。僕自身もとにかく、怠けて、家にいたいという気持ちが湧き出てくるからです。通常であれば、この気持ちを我慢できるのですが、我慢がきない病が表に出てきている時はとにかく嫌で、嫌で、大人になった今でもコントロールに手を焼いています。

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もし、僕と同じように不登校となる原因や理由がなく、湧き出てくる行きたくないという気持ちによって、不登校となっている場合は将来に向けても、この気持ちと上手に付き合っていく必要があると思います。学校に行きたくないが会社に行きたくないに置き換わるだけで、就職できたとしても同じ困難に立ち向かうことになるからです。

行きたくないと思うのは誰だって同じ、みんな我慢して行っている」、この言葉も頭では理解できるのですが、我慢ができない、あるいはコントロールが難しい病を患っているとしたらどうでしょうか。うつ病や不安障がい、その他にも双極性障がい等脳の機能低下によるものかもしれません。甘えや怠けと言えばそうなのですが、本人がコントロールが難しいケースもあるということを知っておくこと、その場合は心療内科等への受診による服薬や日常生活の過ごし方、本人の思考の癖や周囲の理解が必要であることを知っておくと良いと思います。

僕自身もパニック障害から不安障害→うつ病双極性障害Ⅱ型...かもしれないという通院の経過から少しずつ、「自分は我慢しづらい脳を持っている」と知るようになり、中々受け止めることができなかったのですが、振り返ってみると当てはまる部分もあり、そうであれば、生活リズムを可能限り一定に過ごすことが有効であることや対処法を書籍等で読み、深めることができます。

繰り返しになりますが、不登校は甘えや怠けかもしれません。ただし、我慢がしづらい状態や病気が隠れている可能性を考慮に入れて、本人、周囲も経過をみていく必要があると思います。