10歳から不登校だった僕のブログ

不登校だった僕の復学や患った不安障害等との付き合い20年の記録です

学校や仕事を休む理由

月曜日の朝、身体が重たくて、今日は休みたいという考えが頭をよぎる、いや、昨日の夜から既にその前兆があったように思う。いやいや、金曜日から既に月曜日に何を理由にして休むか既に考えていたのではないだろうか

■ 小学校を休みたい

 突如として現れる「行きたくない」という気持ち、どこから来たのだろうか。友達?友達とも仲良くできている。先生?元気いっぱいな先生、みんなからも人気で担任になってほしい先生だと思う。勉強?進学する度に難しくなるものの、勉強についていけない程ではない、47都道府県を漢字で覚えるテストだってクラスで5番以内には覚えていました。

 僕にはふつふつと沸いてくるように「休みたい」という気持ちがやってくることが不登校になる前からあり、休みたくて、休みたくて、前日に冷たい水をかぶって、風邪をひこうと何度も試みたけれど、一度たりとも風邪をひくことはありませんでした。

 そんな時に僕が考えたのは、ホッカイロを脇に挟んで、少しあたためて、温度計ではかる。完全に熱がある状態、上がり過ぎて、40℃を超えた時は何かの間違いと、誤魔化しつつ、もう一度、図ってみます、そして38℃程度だったら、親に伝えて、休む、先生に連絡をしてもらうことができれば大成功です。僕の心は落ち着いていきます。

 今思えば、こんなことをしなくても、もっと素直に伝えればよかったように思うけれど、親に対しても不信感がありました。小学校2年生の時、僕が休みたくて、学校に行かないでいると、先生がお家までやってきて、僕は慌てて、外の物置に身をひそめました。見つかりそうになると、先生とのかけっこがスタート、リレーのアンカーをつとめて、走りに自信がある僕でも流石に大人、しかも男性の若い先生には敵わない、すぐに捕まって学校へ連行されました。

 

 僕は学校を休むことに関しては、親に素直に伝える事をやめました。

 このときのことを思うと、親に対して、こんなに嫌がっていたのだから、理由なんていいから休ませてくれれば良かったのに思う。少し休んで元気が戻ったら、再び行くことができるはず...。

 けれど、自分が親になってみて、子供は既に小学生、今は元気に行っているけれども、学校を休みたいとなったら、休むことが癖になっても困るし、ましてや不登校になったら、、、それでも、心身が疲れた様子がないか、子供の話をしっかりと聞けているか、幼いからこそ、上手に伝えられないだけでないないか、学校で何かが起こっていないか、冷静になって子供の気持ちに傾聴ができているかは気をつけたいと思います。

 

 

hibalog.hatenadiary.jp

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■ 会社を休みたい

 大学を卒業し、就職してからも、沸々と気持ちが湧きあがってくる。勿論、子供の時とは違い、コントロールすることはできるけれども、無理をし過ぎると僕の身体は悲鳴を上げて、土日のお休みが丸々うずくまる日となってしまうことがあります。

 僕が患っている不安障害は、常に一定程度の不安感があり、時には息苦しさを感じることもあり、そのため、心身が疲れるのがとても早いと感じています、心の体力が少なく、すぐにバッテリー切れを起こします。

 そのため、勤め先に病気のことをクローズしていた時期は、あえて休むことを心掛け、働き方改革が行わえる前だったので、まだまだ休むことに対して、理解を得られづらい時期ではあったように思いますが、上司に電話で連絡して、お休みをもらいます。

「申し訳ありません、扁桃腺が腫れているのか、熱と倦怠感が強く、本日お休みを頂戴したいです。業務については、本日必ず対応というものはありません

「申し訳ありません、食あたりなのか、昨晩から吐き気が続いていて、お腹も下しており、寒気をするので、本日出社が難しいです。業務については、本日、必ず対応というものはありません

 休むためのフレーズは決まっていました。上司は体調不良のことよりも、業務のサポートが必要かどうかを気にしているため、必ず、今日しないといけないことがあるのか、ないのかを必ず伝えるようにしています。僕自身、急に休みたい気持ちがわいてきた時、心身を休めないといけないとなった時の休む基準としても本日絶対の案件の有・無を重要視しています。

 65歳、70歳まで働こうと思うと、バリバリ働くのは理想ではありますが、僕のように持病がある場合には、細く長く続くようにを心掛けて仕事と向き合っています。

 休むことは無責任??そう思う方もいらっしゃるかもしれません。けれども、無理をして、長期に休むこととなり、席を空ければ、さらに迷惑をかけることになるかもしれません。そうなる前の予防策として、僕はあえて休むこと、そんな自分を許すようにしています。月曜の朝、つらすぎるのであれば、1本電話を入れ、休むのも悪くないですよ。